2018/10/20 5BA中華イヤホン(NICEHCK HC5)を購入した
すごく高そうなイヤホンに見える
イヤホンにはバランスド・アーマチュア(BA)型とダイナミック型とその両方を使ったハイブリッド型という種類があるのだけど、BAというのはSonion社とKnowles社の2強VSその他大勢だそうだ
んで大手のBAドライバを採用してるイヤホンは基本的に高価になりやすい傾向があって、片方に5基も積んでると5万円以上はしそうなものだけど、中華イヤホンの場合想像してるよりは半額以下で購入できる
一番安い中華イヤホンのBA5基積んでるのなんて7000円で購入できる
なんで安いかというとBellsingという中国企業が他社を真似て作ったBAドライバが安く売られているからだそうだ 真似て作っているので性能がどの程度かは分からないが日本人の多くが評価してしまうほどの精度にはなってるという事
ペンタブレット市場でもそうだけど、独占企業が強気価格で商売しているうちに中国企業の劣化コピー品の品質が上がってくると本家が敗北するという流れが止まりそうにない
中華イヤホンでも値段が高めのやつは大手BA会社と中国BA会社のハイブリッドが進んでいるらしく、今回購入したイヤホンも低音をKnowles社、高音を中華企業が担当してるらしい
HC5を聞いてみた感想はなるほど低音が素晴らしい
以前使っていたXBA-N1と遜色がない
注意点は付属のイヤーピースだとサイズが合わないと低音が抜けるのでイヤーピースだけ他社製推奨 自分はSonyのハイブリッドイヤーピース使ってる
SonyのウォークマンA50シリーズで再生してみたが、イヤホン端子ぐるぐる回してもノイズが入らない程度には良い端子使ってるみたいね
安いイヤホンはこの段階でダメだし
何も再生してないときにホワイトノイズは入る 外で再生するとほぼ気づかないけど、家でゆっくり再生しようってときは遮音性抜群なので分かるはず
BAドライバの接続は樹脂で固められているので内部で何かしら断線とかする心配はなさそう
んでここが大事なところだけど、高音がダメ(苦笑)
ここら辺の詰めが甘いの中華企業らしいなぁと
何も考えないで音がよいと絶賛してる書き込みがあるけど、おそらくサクラか音程音痴の人だと思う 女性ボーカルは割れて耳に突き刺さる
なのでイコライザで中心周波数6~8KHz周辺を-5dbくらいしないとダメ
イヤーピースを取り換えて、イコライザをいじった状態ならそこいらの3万円以上するイヤホンと区別するのは困難になると思う
中華イヤホンでも3万円を超えるものも出てきてるけど、ちょっと待ってほしい
安いから中華イヤホンに手を出すのに本末転倒じゃないか?
仮にもう少し中華イヤホンのノウハウが蓄積されると他社じゃ全く対抗できなくなると思われる 少なくともアジアは席巻されるのではないかと
Huaweiとか今や世界を代表するスマホ会社になってるし、中国企業すげー