2022/08/20 品川区のジャコウアゲハ保護
ジャコウアゲハを守るにはその食草のウマノスズクサを守る必要があるのだけど、これが減ってるのよね
今年は舎人公園も水元公園も生育が非常に悪くて芋虫もめっちゃ少ない
川崎にも群生してるところあるけど、猛暑でダメになってるかも
ここは地域ボランティアの人が花壇を整備して、ウマノスズクサがさり気なく植えられてる なんでそうなったのか分からないけど、素晴らしい活動だと思う
看板も設置されてる
現在花壇にキバナコスモスが植えられてて支柱があるところにウマノスズクサが生えてる
支柱に対してそこまで大きくないけど、ウマノスズクサがかなり育ってる
ジャコウアゲハも数匹飛んでた
そして幼虫もかなりの数を確認
でも卵はそこまで産んであるように見えなかった
この規模の群生地だとあっという間に食い尽くされるのでひょっとしたら卵を潰してるボランティアの人がいたりするかもしれない もしそこまで手間をかけてるなら頭が上がらないレベルで昆虫保護してるんだなーって思うけど考えすぎかな
あと一番感心したのが花壇の部分
こーやって板が張り付けてある
下を覗き込むとお菊さんと呼ばれるジャコウアゲハのサナギを多数発見
これが雨と風から羽化を守ってくれるようで大人気らしい
ウマノスズクサは茂ってるけど、全く蝶が卵を産まない群生地とかあるけどこういうのも関係あるんじゃないかなーって思った
昆虫も生き残るために少しでも条件が良さげなところに行くと思うし
最近知ったけど、ウマノスズクサって竹みたいな地下茎の増え方するみたいで平気で数メートル離れた場所に出現するのよね 離れたところは種で増えてると思ってたから驚き もっと種ができるように品種改良とかできないのかねぇ